こんにちは、編集チームのS.S.です。
2020年春節直前中国の武漢でコロナウィルス事例が発見され、中国政府は早速都市封鎖しました。その結果、中国人のモバイル使用時間が毎日平均5時間と2019年度より30%増加し、各アプリのダウンロード数も他の国より多くなっています。
目次
(1)オンライン会議、教育、ゲームなどのアプリ利用急増
(2)在宅期間中ソーシャルメディアを使って情報取集
(1)オンライン会議、教育、ゲームなどのアプリ利用急増
春節後コロナウィルスを拡大防ぐために、中国企業は在宅勤務政策を取りビジネス上でよく使われているアプリの利用が急増しました。驚くことに、世界中でよく使われているZOOMは3月時点のダウンロード(iOS)NO.1でした。それと共に、学校へ行けない子供達のために在宅教育も増加しました。

一方どんなコンテンツが消費されていたのかを見てみましょう。2020年2月のゲームアプリは昨年度の同じ時期より80%も成長し、iOS アプリストア週間平均ダウンロード数は6,300万回となっています。特にテンセント傘下の《和平精英》、《王者荣耀》というゲームは注目を集め上位に並びました。

(2)在宅期間中ソーシャルメディアを使って情報取集
中国で11.6億MAUを持っているWeChatではコロナウィルス期間、他のソーシャルメディアより使用されています。WeChatはチャット機能及びソーシャル機能(モーメンツ)というオンライン上で他者とつながりを持てる機能をもっているため、在宅期間中に友人や知人との会話をしたり、WeChat上でニュースやコンテンツなどの情報収集を行っていたことが要因ではないかと考えられます。

現在も引き続き自宅自粛している中国社会では、引き続きソーシャルメディアを活用した生活者の活動が拡大していくのではないかと考えます。
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