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【中国EC事業最前線】アリババが持つECサービスとは?

アリババが持つECサービス

皆さん、こんにちは。編集チームのT.I.です。
コロナ禍によって、多くの実店舗を持つ小売業者がオンラインへ移行し、生活者との交流を深めるために、売上向上するにはデジタルに新しい手法を採用し、タオバオライブ(淘宝直播)は、マーチャントやインフルエンサーがユーザーに向けてマーケティング活動を行うことを可能にし、アリババの中国小売マーケットプレイスで最も急速に成長となる販売モデルの1つとなっています。
本記事では、アリババが持つECサービスについてご紹介します。

目次
(1)中国のEC市場規模について
(2)アリババが持つECサービスとは?
(3)アリババのグローバル展開において
(4)2020年のTmall(天猫)は?

(1)中国のEC市場規模について

中国のEC市場規模について

参照先:Analysys International Enfodesk、”2018-2021 China Cross-Border Retail E Commerce Market Forecast Report” as cited in press release、2019年2月1日(左図)
参照先:iimedia research(右図)
※平成30年度中国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)

中国のEC市場(全体)規模は世界の52%の約163兆円で、2021年の越境EC(BtoC)は約8兆円と推測され、アリババグループとJDの大手二社が中国国内シェアの7割弱を独占しています。中ではアリババグループのTmall(天猫) / Tmall Global(天猫国際) / Kaola(考拉海購)は、中国国内で圧倒的なシェアを誇るECサイトプラットフォームになります。

(2)アリババが持つECサービスとは?

■Alibaba.com
アリババが最初に始めたサービスは、国際貿易にも利用されているBtoB ECとなります。サイト上に商品を見つけたバイヤーは、サプライヤー企業へサイト内でコンタクトを取り、取引の交渉を行います。交渉が成立すれば製品の売買は完了となります。卸業者を挟む必要がないため、売る側にも買う側にも大変メリットがあり、多くの国と地域から約1,500万以上のユーザー登録がしているサービスです。

■Tmall.com(天猫)
BtoC ECサイトである「Tmall(天猫)」は、2008年に開設され今や中国最大級の流通総額を誇るオンラインショッピングモールとなります。Tmall(天猫)に出店するには中国に法人を構えることが条件で、中国の現地企業か中国にも法人を置く海外企業のみが出店しています。
また、Tmall(天猫)と同じプラットフォーム上で「Tmall Global(天猫国際)」というサービスも展開しています。Tmall(天猫)は中国にある法人しか出店できませんが、「Tmall Global(天猫国際)」では海外法人の出店も可能です。

■taobao.com(淘宝网/タオバオ)
アリババはCtoCでも淘宝网(タオバオ)というサービスを提供しています。
2003年に開始したサービスで、会員数は2020年3月に8億4600万人を突破。2019年は24時間の流通総額は「2,684億元(約4.16兆円)」と2018年の「2,135億元」を約26%上回り、過去最高額を更新した功績となりました。また、中国CtoCサービスのシェア90%を超える巨大な事業になっています。

■Taoxiaopu(淘小舗)
アリババはこれまで、C2Cマーケットプレイスのタオバオ、B2CのECサイトTmallを展開してきましたが、2020年1月に正式リリースされたS2B2Cモデルを採用したECプラットフォームを提供始めました。

アリババが持つECサービスとは?

S2B2Cは、SとBが協力し、Cにサービスを提供するモデルになります。BはCに対し、価格を自由に設定してSの商品を販売することができます。また、SはBに対し、以下3つのリソースを提供しています。
(1)SaaSツールによる全作業プロセスをデジタル化
(2)品質保証とユーザー体験
(3)収集データとノウハウ

(3)アリババのグローバル展開において

2016年4月に東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナム)6カ国へ展開するECサイト、グローバル展開を続ける中国のアリババグループは、Lazadaの経営権を10億ドル(約1,080億円)で獲得、東南アジアのEコマースインフラ整備もこれからですが、この時期にLazadaを傘下に収めたことで、地域人口5億6,000万人の巨大なマーケットに強固な基盤を築くことになりました。

ラザダ(Lazada)のECサイトのキャプチャ画像
<参照先:http://www.lazada.sg/

越境及びグローバル小売事業では、ラザダ(Lazada)、アリエクスプレス(AliExpress)及びTrendyolの売上高の成長が牽引し、2020会計年度の売上高では前年比24%増の243.23億元(3648.45億円)となり、年間アクティブ消費者数は1.8億人も超えました。

(4)今年のTmall(天猫)は?

■今年のTmall(天猫)ダブルイレブンでは、ライブコーマスが中心と予測
今回のTmall(天猫)ダブルイレブンは、2009年に開始してから最大規模となるグローバル展開を行っています。東南アジア最大級のECプラットフォームであるLazada(ラザダ)は、Tmall(天猫)ダブルイレブンを初めて東南アジア市場に取り入れたプラットフォームです。インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6つのマーケットで展開しており、東南アジア地域内外から1万8000以上のブランドが集まり、地域最大のオンラインモールLazMall(ラズモール)含め、今年のTmall(天猫)ダブルイレブンに参加します。

■Tmall Global(天猫国際)と日本最大級の美容情報サイト「アットコスメ(@cosme)」が、日本化粧品ブランドの中国市場進出を支援する「海外直送プロジェクト」を開始することを発表
アットコスメ(@cosme)は、「Tmall(天猫)ダブルイレブン」に向けて、Tmall(天猫)国際海外直送チャネルに日本の化粧品トレンドを代表する50件の新商品を出品する予定です。野菜の天然成分が含まれるスキンケアマスク、男性向けのスキンケア商品「リサージ メン(LISSAGE MEN)などが含まれています。さらに、2021年4月までに日本の新たな化粧品ブランドの商品を200以上出品する予定で進めています。

Tmall Global、@cosmeの中国進出を支援する「海外直送プロジェクト」のイメージ図

<参照先:https://www.alibaba.co.jp/news/2020/10/-tmall-globalcosme.html
<本記事全体の参照先:https://www.alibaba.co.jp/news/

本記事では、アリババが持つECサービスについてご紹介してきました。
中国EC市場に興味がある方や今後参入をお考えの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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